リトルプレゼンツの速乾性パンツでは少し水が冷たく感じる8月最後の週末。
今回は日帰りで伊豆釣行。
朝6時入渓で本日初の1尾はやっぱりアマゴ。
20cm弱とまぁまぁのサイズだったが、
片方の目ん玉が出目金のように出っ張っていた。
奇形、かな?
気色悪いんでリリース。
さらに山奥へと足を進める。
徐々に細く荒々しい渓相になってくる。
川が二手に分かれるところで初めて釣り人に遭遇した。
単独行の彼はジェスチャーで「こちらに行く」と。
こちらはここまで奥に入ったことが無いから、
言われるままにOKサイン。
一枚岩の川底が増えてきた。
こりゃ魚がいないかもしれんと更に奥へと急ぐと、
倒木に遮られた緩やかな溜まりにゆらゆらと定位する2尾がいた。
腰を屈め足を忍ばせてストーキングし、しゃがんで竿を振る。
倒木の間にいい感じでフライが落ちた。
すーっと魚が追ってくるが、食わない・・・。
しゃがんだままミッジからパラシュートにフライを変えて再度。
またミラクルキャスト。
波も立てずにゆっくりフライをくわえて川底に潜り込む。
上品な補食だった。
こちらも強引に合わせることもなく釣り上げるが、
倒木を避ける為に立ち上がってしまい場が荒れてしまった。
もう一尾釣り上げたかったがしかたない。
魚を手にすると、毎年この時期に味わうあの軟らかい感触が。
卵をはらんだメスだった。
この後ろめたさは慣れんなぁ・・・。
もう今日の釣りはいいやと気分を切り替え、
川の確認で更に奥へと入ってみた。
大きなプールには魚影ナシ。
滝の奥の巨大な堰堤で一服していると、尺上のアマゴが2尾泳いでいる。
水中とはいえ、こんなにデカイのは始めて見た。
ぼーっと眺めていると、尺前後のアマゴがさらに数尾。
遠目にもパーマークが確認できる。
試しにキャストしてみたけど、見向きもされん・・・。
それでもいいやと思わせるほど、圧倒的な存在感。
次回の楽しみも出来て、
釣果は3尾・バラシ3回と「ちょうどいい」加減で納竿。