2009-08-31

伊豆ふたたび

リトルプレゼンツの速乾性パンツでは少し水が冷たく感じる8月最後の週末。
今回は日帰りで伊豆釣行。
朝6時入渓で本日初の1尾はやっぱりアマゴ。
20cm弱とまぁまぁのサイズだったが、
片方の目ん玉が出目金のように出っ張っていた。
奇形、かな?
気色悪いんでリリース。
さらに山奥へと足を進める。

Ca360397

徐々に細く荒々しい渓相になってくる。
川が二手に分かれるところで初めて釣り人に遭遇した。
単独行の彼はジェスチャーで「こちらに行く」と。
こちらはここまで奥に入ったことが無いから、
言われるままにOKサイン。
一枚岩の川底が増えてきた。
こりゃ魚がいないかもしれんと更に奥へと急ぐと、
倒木に遮られた緩やかな溜まりにゆらゆらと定位する2尾がいた。
腰を屈め足を忍ばせてストーキングし、しゃがんで竿を振る。
倒木の間にいい感じでフライが落ちた。
すーっと魚が追ってくるが、食わない・・・。
しゃがんだままミッジからパラシュートにフライを変えて再度。
またミラクルキャスト。
波も立てずにゆっくりフライをくわえて川底に潜り込む。
上品な補食だった。
こちらも強引に合わせることもなく釣り上げるが、
倒木を避ける為に立ち上がってしまい場が荒れてしまった。
もう一尾釣り上げたかったがしかたない。
魚を手にすると、毎年この時期に味わうあの軟らかい感触が。
卵をはらんだメスだった。
この後ろめたさは慣れんなぁ・・・。

もう今日の釣りはいいやと気分を切り替え、
川の確認で更に奥へと入ってみた。

Ca360398

大きなプールには魚影ナシ。
滝の奥の巨大な堰堤で一服していると、尺上のアマゴが2尾泳いでいる。
水中とはいえ、こんなにデカイのは始めて見た。
ぼーっと眺めていると、尺前後のアマゴがさらに数尾。
遠目にもパーマークが確認できる。
試しにキャストしてみたけど、見向きもされん・・・。
それでもいいやと思わせるほど、圧倒的な存在感。
次回の楽しみも出来て、
釣果は3尾・バラシ3回と「ちょうどいい」加減で納竿。