新商品の販促ツール制作のため、フライフィッシング愛好者のカメラマンと撮影に出かけたクライアント事務所に鎮座するイワナの剥製。
40cmはありそうな大物で、口と肛門から内蔵・肉・骨を出して(腹を裂かずに作るのはかなりの手間)3ヶ月自然乾燥させて自分で作ったそうな。
イワナを撮影しにきたわけじゃないけど、面白い話しをたくさん聞いた。
剥製制作者のNさんはザイルを持って山を縦走するほどの本格派で、魚止めの滝や堰堤の上流に釣った魚を放して繁殖させている。これは丹波山で出会った山菜採りのおっさんも同じことを言っていた。マタギに限らず、魚を増やす行為はどこでもやっているようだ。放流してから4〜5年は釣らずに待つというのも同様。
放す場所はさらに2つ先の魚止めの上流。これは釣り人がこの先には魚がいないと諦めさせるためだという。なるほど。
地震で渓流魚が全滅したと言われる丹沢に、在来種のヤマメを上流に放して増やしたとか。
��丹沢固有のヤマメは鮮やかなオレンジ色が特徴とのこと)
年配の方のこういう情報はこれからの釣りの参考になる。
今シーズンは食うばっかりじゃなく、増やすことも考えてみようか。