山梨県北杜市の尾白川沿いにある
尾白川リゾートオートキャンプ場を拠点に平日釣行。
手入れが行き届いている気持ちのいいキャンプ場で、平日のためか利用者は俺たちだけ。
水洗トイレ(洋式あり)にビールの自動販売機と設備も充分。
着火しやすく比較的長持ちの松の薪は400円。
1区画5,000円でテント二張りなら安い。
周りの山は植林(から松)が少なく、広葉樹の景色もきれい。
夜の雨でテントを炊事場に移して、トタンの雨音を聞きながらの焚き火もなかなか。
お風呂は車で2〜3分の
尾白の湯へ。
循環消毒だけど匂いは気にならない。源泉露天風呂はぬるめの38℃。
釣果はキャンプ場前の尾白(おじら)川中流域はゼロ。
アタリすらナシ。魚影も放流直後らしい稚魚のみ。
1〜2mの堰堤が50mおきくらいに現れ、釣り気をそがれる。
S沢に移動し、なんてことない流れの小さな石の横でライズを発見。
カディスを3回流すも無視。
茶色いパラシュートに変えたらゆっくり食いついた。
お、けっこうでかい。
岩陰に潜り込むのを時間をかけて手元に寄せると28cmのイワナ。
自然渓流でこのサイズは久しぶり。
薄い橙点がある白い魚体は、苔が少なく透明度の高い花崗岩の川の特徴だろうか。
気を良くして先へ。
淵の底に大きなイワナがゆらゆら定位しているのが見えたが、ドライフライには無反応。
初めて沈める毛針に挑戦。
どこに流れているのかサッパリわからん。
おもしろくない。
ドライに変えて釣り上がり、堰堤下で15cmクラス2尾。
H先生も折れた竿を応急処置して25cmのイワナを上げた。
数は少なかったけど、手応えのある釣りが出来て満足。