シアトルの酋長の言葉だそうな。
とても興味深いので引用。
せせらぎや川を流れる輝かしい水は、ただの水ではなく、われわれ祖先の血だ。湖の水面に映るどんなぼんやりとした影も私の部族の出来事や思い出を語っているのだ。かすかな水の音は私の父の父の声なのだ。
ネイティブインディアン系の本を読んで共感できるのが、自然との関わり方や普遍的宗教観。
「今日は死ぬのにもってこいの日」なんて、すごい言葉。
ベストセラー小説「リトル・トリー」のようにインディアンものは真偽に気をつけないと、神秘的なイメージだけが膨らんでしまうけど・・・。
小さな部族単位で生活していたら山奥の渓流にコンクリの堰堤なんてなかったんじゃないかなぁ、などとぼんやり考えながら竿を振っている。