2013-02-28

江戸っ子

先日、仕事の流れでお伺いした京橋の画廊にて。
場所柄、静かで穏やかな雰囲気のなか、
御年80歳のオーナーと表現者は社会との矛盾と云々お話をしていたところに、
「社長、社長、どう? 元気? いやさ、今日はさ、買いにきたんじゃないのよ。どうしてるかってさ」
と、テンポよくしゃべるおっさんが現れた。
アディダスのジャージ上下の出で立ち。
ワタクシなんかは京橋の画廊というだけでいらん心配をしてしまうのに、
この日常感はすごい。
しかも、駆け出しの落語家なんかよりも話がおもしろい。
相手の話を聞いているのかさえ怪しい軽快さ。
地主でビル持ちかなぁ。
なにしろ、おもろい人だった。
東京に住んで初めてイメージな江戸っ子を見た。
で、さんざんしゃべったら脈絡なくぷいっと帰って行った。
さすが江戸っ子。
(ただのオカシイ人だったかもしれんが)