初めて入った、寄席の老舗「
新宿 末廣亭」。
今公演の主任(トリ)の桂米福さんにご招待いただきました。
新宿三丁目の大都会に木造建築。いい味出てます。
桟敷も初めて。時が止まったような雰囲気ですね。
お噺は「ラーメン屋」でした。
屋台の老夫婦とグレた若者のお噺。
師匠の人情噺は危ない。
前に「心眼」を観たとき涙を止められず、いい大人が鼻水すすって本気泣き。
今回もぐいぐい引き込まれ、最後の台詞でグッときました。
しみじみといいお噺です。
滑稽噺だけが落語じゃないんですね。
清々しい気持ちになりました。
古典が専門の米福さんですが、「ラーメン屋」は昭和の戦争前後の設定だとか。
次回も楽しみにしています。