2013-08-07
レマイヨ メンテ 1/2
どうしてもペダリングでの異音が気になるのと、楽しそうなので駆動系のメンテをしてみました。
まずはアストロプロダクツで自転車専用工具、クランク抜き・ハブレンチ・BB脱着工具・リアスプロケット脱着工具・フリーホイール外し・ペグスパナを購入。
それとシマノ製チェーン(6・7・8S用)で5,000円超。
ケッタの工具は同じ箇所でも自転車の種類やカンパ・シマノで違っているので、ややこしいですねぇ。
他は手持ちのバイク整備用KTC工具セットと自転車用携帯ツール「パークツール」のチェーンカッター。
今回の作業内容は・・・
○チェーン交換
○BB交換
○リアスプロケット脱着清掃
まずはチェーンから。
一ヶ所だけピンが違う箇所を車体側からチェーンカッターをねじ込んでチェーンを切ります。
携帯工具でもあっさりピンが抜けました。
次にクランクを固定しているボルトを抜き、クランク抜き工具をねじ込んでクランクを外します。
クランクが回転しないようにツールボックスをあてがって固定する工夫をしましたが、ここまで特に力技は無し。
いよいよドキドキのBB。
オイルと砂の汚れで専用工具がはまりません。
再使用だとパーツクリーナーはやめたほうがいいんでしょうか? よくわかりませんが、交換なのでパーツクリーナーで洗浄。
先に左側(チェーンリングの反対側)から。
BB脱着工具をはめてモンキーレンチで緩めると、ジワッと動いた後から固くなりました。
あ、正ネジだったと気がつきあわてて「の」の字の反対に回すと、それほど力を入れなくても無事はずれました。
しかし、「の」の字に回したら少し捻じ込んだなぁ・・・。
「ワン」という部品が緩んでたんだろうなぁ。
チェーンリング側は逆ネジです。
こちらも特に力技無しで外れました。
取り外したBB。
真っ黒でいかにも古そう。
軸を回すとゴリゴリしてました。
カートリッジBBは丸ごと交換が基本。
品名は シマノ BB-LP26 68 BC137×24 と刻印がありました。
シェル幅68mm・軸長は118mm。
BBは規格が様々なので、ここまで外さないと確実な部品注文ができないようです。
面倒くさ・・・。
作業中断して世田谷通り沿いの自転車屋に在庫を確認に行くと、軸長118mmのBBは無し。
多少の軸長の違いは許容できるとのことですが、初めて&素人作業なので同サイズをネットで注文にします。
すでに生産終了のため、互換のありそうなBBを検索。
シマノはUN26かUN55。タンゲだとLN3922とのことですが、シェル幅の表記(68か70mm)が無くてわかりません。
モノはよさそうなんですが・・・。
シマノのUN26は左のワンが樹脂製なのでアルミ製のBB-UN55を注文。(到着まで4〜5日)
今日はできるところまでの作業となりました。
リアスプロケットもフリーホイール外しを一番大きなスプロケットに固定して専用工具で簡単に外せました。
一番小さなスプロケットを固定しているボルトに薄いスペーサーがあると記述を読んだのですがこれには無し。
ハブ側に樹脂製と薄い金属の2枚組スペーサー(?)あり。金属製がスプロケ側です。
裏表の向きを確認して、ギアをバラして灯油で洗浄。
とはいってもバラせたのは小さいギア2枚だけ。
5枚は固着しているんでしょうか、それとも固定されているんでしょうか。
外れる気配がありません。
無理矢理コジって歪ませるよりはこのままで・・・。
ぎとぎとに汚れたチェーンリングとディレーラーのプーリーもゴシゴシ。
プーリーに盛り上がるようについたオイルを落とすと、おぉ!軽く回転しますねぇ。
これが回転抵抗になっているとは思いませんが、気分がいい。
洗浄後にリアスプロケットを取付け。
フリーハブにはまるのは特定個所だけなので間違えることはありません。
フリーハブのネジ受けにたっぷりとグリスを入れて締め付け。
グリスは適正かはわかりませんが、バイク整備用に買い置きしてあったSUPER ZOIL GREASEを使いました。
前後ホイールのベアリングはスムーズに回転しているのでこのまま。
(炎天下の買い出しと中腰作業で疲れたし・・・)
ということでハブレンチの出番はナシ。
あとはBB待ちです。本日の作業はここまで。
一連の作業で力技が無く、拍子抜け。
ペダル交換より楽だったかも。
工具選びに時間をかけましたが、固着が無かったためか低価格ツールでも問題無し。
アストロブランドはシマノより安いですが、頻繁に使うわけでもないので精度や仕上げには満足です。
バラシてみてわかりましたが、自転車って繊細な設計ですねぇ。
友人が「自転車は設計思想を買う」と言ってましたが、その通りだと思います。
ひとつひとつのパーツの重要性もわかってきました。
激安のママチャリなんかをバラせば、もっとよくわかりそうです。