2015-09-23

2015年 釣り合宿


恒例となりました、師匠との釣り合宿。
今年は岐阜の某山に流れる清流です。

883Rにキャンプ道具とフライロッドをくくりつけて、夜中の12時半に東京を出発。
シルバーウィークでもこの時間の高速道路はガラガラですが、諏訪を過ぎた頃から霧雨が・・・。


冬用のバイクウェアでも寒い! 堪らず休憩。
トラックだらけの駐車場をぼーっと眺めながら、コーヒーを飲んで暖をとります。
規模の小さい深夜のSAって、なんか好き。寂しいんだけどね。
待ち合わせ時間が迫ってきたんで、あまりのんびりしてられません。
寒さで体がこわばっているし、カーブが多くて明かりの少ない夜の中央道。
おまけに徹夜です。こんな時はいいペースの車に付いて巡行。
空が白くなってきた5時過ぎ。15分遅れで師匠と合流できました。
これから釣りなのに、すでに体力消耗。
しかもウェットウェーディングです。



だけど、こんな渓相をみたらね。
疲れも寒さもどこへやら。
魚の居付く岩に、ちょうどいい流れ。
釣れない気がしません。



イワナが飛び出しそうなヤブ沢や・・・



アマゴが流心から跳ねそうな開けた流れ。

入渓してすぐに、派手な朱点のアマゴが勢い良くパラシュートを咥えました。
師匠もイワナをかけて幸先いいスタートのはずが、あとが続きません。
小さい反応ばかり。
堰堤下も無反応。
水温12〜13度なので、活性があってもおかしくないのに。

下流に移動すると、釣れるのは5〜10cmのおチビちゃんばかり。
二人で塩焼き2匹と骨酒用1匹キープできればいいのに・・・。
そんなささやかな望みも夕暮れとともに潰えました。



遠き 山に 陽が落ちて・・・

手に豆を作りながら「次のポイントからは」と10時間ロッドを振って、二人で2匹。
こんなはずじゃなかった。
翌日も釣れるのはチビばかり。(10匹は越えました)
イワナをかけたのにラインが枝に絡まってバレたのと、師匠が尺を1匹バラしたのがピークでした。

まぁ、こんな時もあらぁね。



釣友と一緒に秋の風と満天の星を眺められただけでもね。
また来年!