2016-04-25

2016年 初キャンプ釣行 2日目


山ではまだ桜が咲いてました。
今回同行のHK氏が「桜吹雪を見ていると酔っ払ったような気分になる」とボソリ。
わかるような気がします。




桜とキャンプ場の朝の空気。
残り火を眺めながらフランスパンとチーズ・ソーセージを食べ、ダラダラと食後のコーヒーを飲んで過ごす時間が長くなったのは歳のせいか、筋肉痛のせいか・・・。
撤収の作業が切ない中年二人組。



気持ちを切り替えて、霧のかかった渓へ。
昨夜の軽い雨で山はしっとりして、昨日よりも涼しい。というか、風が冷たい・・・。
白い息を吐きつつウェットウェーディングでエイヤッと入渓。



曇りのためどんよりとしたヤマメ・イワナの小渓流。ボサも多く、川幅が狭いのでリーダーを9ftまで短くしてポンポンと点で釣り上ります。
ふと、フライを落とすポイントを探していると、前回の釣行と同じような違和感が・・・。



春先によく見かける鹿の死骸でした。雪にはまってしまうんでしょうか。
何年か前に同じ光景を目撃してから、たとえ川上に民家がなくてもボクは沢水を生では飲みません・・・。
(追い詰められた状況なら話は別です)




あいにくの天候にキツい現場。
それとは対照的に綺麗な花も咲いています。全部含めて自然なんですね。

肝心の釣果は22cmのヤマメと20cmのアマゴ(なんでここにいるんだろう?)。
どちらも幅1mほどの小さな棚から出ました。
1尾は背がかり。
ちょうどいい水深で緩い流れの好ポイントからはまったく反応なし。
アプローチが悪かったんでしょうか。ロッドを振れる立ち位置が限られていてキビシい渓です。
残念ながらHK氏は「ボ」・・・。



釣果の期待できる下流より、綺麗な川でロッドを振りたいとHK氏の希望で入った上流部。
ドライフライにはまだ少し早い、桜咲く山釣りでした。