酷道と評判の152号線、別名「秋葉街道」を北上しました。
写真・内容の時系列がランダムですが・・・。
東京出発は6時半。
8時に足柄SAで関東組が待ち合わせ、第2東名の浜松浜北ICに着いたのが10時。
奈良から参加のカメラマンと合流して、本日の宿泊地 大鹿村の「赤石荘」に到着したのが夕方4時くらい。
休憩・寄り道など合わせて10時間以上走る体力的にキツいと予想されたツーリングでしたが・・・。
600〜883ccの中間排気量で、アメリカ・イタリア・ドイツ・日本と車種もナンバーもバラバラ。
我が883Rは風圧に耐えながらのツラい高速道路となりましたが、山道はいたって快適。
車一台分が通れるような狭い箇所が多い152号線なので、そんなに飛ばせません。
なによりみんなベテランライダーで危なげないライディングで、ペースがちょうどいい。
雲一つない晴天に色とりどりの紅葉。白樺林の脇には清流が流れ、道幅の狭さなんて気にならないくらい気持ちいい!
何度も走ったことのある道ですが、秋は初めてでした。
最低気温0℃の予報も、日中は冬装備で少し汗ばむくらい。
しかも平日で交通量が少なくてカンペキなシチュエーションでした。
30年バイクに乗っていて、こんなに清々しいツーリングは初めて。
沢の脇にバイクを止めて、しばし撮影タイム。
プロカメラマンはタブレットでしたけど・・・。
コーヒー沸かして飲んだり。
禁漁時期ですが、川のチェックも。
ここは分水杭より大鹿村側です。
これより上流にはなにも施設がないからか、高い透明度です。
魚の居着くポイントもたくさんあります。
道路脇でアクセス容易だし、しっかり草を踏みならした足跡があったのでキビシイ釣りになりそうですね・・・。
大鹿村集落周辺も素晴らしい川が豊富で、アマゴ・イワナ共に釣れるそうです。
昼食は和田宿「蕎麦処 丸西屋」の地鶏蕎麦。
蕎麦の香りはあまり感じませんが、具沢山のつけ汁が美味かった。
お宿の赤石荘はというと・・・。
循環沸かしのお湯は「ナトリウム-塩化物炭酸水素塩冷鉱泉」。
塩素臭はしませんでした。
なにより遠くに南アルプスを望む眺望と、爽やかな秋風に熱めのお湯の組み合わせで気持ちもゆったり。
内湯もあります。
夕食はキノコ・鹿肉のステーキ・野菜と手作りの山の幸。
写真は池で飼育したニジマスの唐揚げ(?)。
追加でイワナの刺身と鹿刺しをオーダーしました。
どちらも肉厚です。
1泊2食で9,000円ほどとお値打ちです。
ちなみにオーナーもバイク乗り。
900ニンジャからNSR250に乗り換えたそうです。
気持ちのいい道がたくさんあっていいですねぇ。
いまでもコンビニも無く、かつてはヒッピーが移住したという俗世界とは隔絶されたイメージだった大鹿村。
以前ここでキャンプ場を探していたら、「その辺でやれば?」と地元の人のおおらかさを知ったのですが、改めていい場所だなぁと実感しました。
次回はシーズン中にロッドを持って・・・。
ツーリングの最後に46worksにお邪魔しました。
BMW(バイク)のR nine T Custom Projectでカスタムバイクを制作した中嶋さんの自宅兼仕事場です。
富士山や南アルプスが見えるところで仕事ができるなんて・・・。
羨ましい生活をいくつも見てきたツーリングでした。