2014-11-07

【思い出のクルマ】 Renault Clio Baccara


ヨーロッパ車系のクルマの仕事を始めてから、ほどなくして買ったクリオ。
(写真はNOREV製ダイキャスト 1/18)
ホンダディーラーで使われていたため、日本での車名はクリオではなくルーテシアでした。





このミニカーのグレードはWiliamsですが、ボクが乗っていたのはバカラ。
タイヤが取れてしまったジャンク品をBook Off系列のお店で見つけ、懐かしくて1,000円で手に入れました。
プラ部品が折れていたので、長いネジで固定。
ルーフアンテナも折れてますね・・・。
まぁ、マニアじゃないので気にしません。

小さな高級車と呼ばれたバカラ。
ハッチバックに革シートの組み合わせで、高級感はありました。
なによりもブリスターフェンダーに、四隅に配置されたタイヤの踏ん張り感あるスタイル。
これが購入の決め手。スタイル重視です。
小さいくせにフロントヒンジのボンネットもガイシャっぽかったし。

1,800ccのエンジンはこれといって特徴がなかったんですが、直進安定性や高速道路での乗り心地はさすがのフランス車で、当時の同クラスの国産車とは安心感がまったく違いました。
シートはBXで経験したフカフカを期待してたんですが、ちょっと固めだったような。
しかもちょっとガタついてたりして。

壊れやすいと評判だったZF(?)製4速オートマは、販売店からの忠告で街中は3速で乗ってました。
スピードの出ない一般道では、トップギアが頻繁に変速するため負荷が多くなるとのこと。
トラブルといえるのはブレーキの効きの甘さ。
目一杯踏んづけないと思った通りに止まりません。
ローターを新品にしても改善されず、結局手放しました・・・。
いま思うとブレーキサーボの故障だったんじゃないかという気がします。

この後からモデルチェンジごとに丸っこいデザインに変わり、シャープな印象は薄れてしまいました。