里山ビジネス (集英社新書 448B)
感想:信州の山奥でレストランとワイナリーをはじめ、たいへん繁盛しているようだ。ピンハネや搾取をして年功序列の給与体系ではなく、死ぬまで働くという考えや、もっともっとと山の営みを壊しすぎずに生活圏の境界を意識し、拡大より持続という経営姿勢に共感。田舎暮らしのイメージに偏らず、現実的な内容で山の暮らしと経済の関わりが少しだけみえてきた。
著者:玉村 豊男