初めて巻いた毛針で釣果はあがるのか・・・。
テストは標高1200mほどのイワナの渓で。
WINSTONのロッドVapor#3(もう廃盤なのね・・・)に#1ライン。
脱渓点にバイクを置いて、しばしハイキング気分で山歩き。
渓につくとカナカナカナとヒグラシの鳴き声が谷に響いている。
あぁ、ドライフライの盛期だなぁ、と山の空気を吸い込んでゆっくり支度をはじめる。
まずは、黒いパラシュートから。
浮きはいい感じ。
しかし、まったく反応がない。
自信作だったので意地になって1時間ほど釣り進むと、先行者がいらっしゃった。
足跡は見当たらなかったのに・・・。
脱渓点がないので、のんびりと昼飯。
コーヒーを飲み終えて1時間経過。
そろそろいいかな。
しかし、「ここは出るでしょ」というとこでも無反応。
自作フライに自信をなくしかけた午後3時過ぎ。
ようやく「ピシャ」と小さなアタリが。
それからは狙ったポイントで面白いように釣れはじめる。
白・黒ともに、カディスも反応がいい。
いいサイズはお腹をパンパンに膨らませた25cm。
倒木の下に潜られ、ちょっとしたやりとりを楽しませてもらった。
午後6時。イブニングはこれからだけど、もう充分。
初めて巻いたへたくそな毛針でも釣れることがわかった。どなたか失念したが、「鳥の毛が巻いてあればなんでも釣れる」と言ってな。